−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2023/12 459.00 460.00 456.75 456.75 0.00 2024/03 481.00 484.25 479.00 479.25 - 0.25 2024/05 493.50 496.75 491.75 492.00 - 0.50 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 179,874 232,386 1,248,197 (- 2,903) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高(12月7日までの週) コーン:141万8600トン(事前予想レンジ:60万〜120万トン) 小 麦:149万0500トン(事前予想レンジ:12.5万〜50万トン) *米気象庁発表の6−10日予報(12月19日−12月23日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る。 (*13日付。14日付は東京時間午前6時現在、未発表。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは小幅まちまち。終値の前営業日比は先限が1.75セント安〜1.00セン ト高。期近3月限は0.25セント安の479.25セント。 全体的に模様眺めとなり、3月限のこの日の取引レンジは5.25セントだった。米 農務省(USDA)発表の週間純輸出成約高の強気な内容に反応を見せる場面もあった が、米需給見通しが確定していることやブラジルのコーン生育は大豆収穫の後に本格化 することもあって狭いレンジ内での取引に終始。12月限は納会を迎えた。 3月限は481セントで取引を開始。その後は欧州の時間帯を終えるまで481〜 482.5セントの狭いレンジ内での高下にとどまった。シカゴの時間帯を迎えると強 気な米週間純輸出成約高を受けて浮上し484.25セントに達する場面が見られた が、すぐに売り直されて480セント前後まで軟化。終盤はこの水準での安もみとな り、479セントの安値に何度か顔合わせした後、480セント台を回復できずに終え た。 米農務省(USDA)発表の12月7日までのコーン週間純輸出成約高は前週の 131万1800トンを上回る141万8600トンだった。累計輸出成約は2716 万6000トンで前年同期の2000万2900トンを約33.1%上回っている。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 週末まで少雨傾向が続き、長雨の小休止になるだろう。18日の週上旬には広い範囲 で降雨となるが、雨量は限られたものにとどまる見込み。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 18日の週上旬まで局地的な降雨が続くだろう。ただ、気温は高めで着サヤ期を迎え ている大豆にストレスを与えるリスクがある。18日の週半ばから1月にかけてまとま った雨量を伴う雨が降り続くだろう。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> 来週上旬にかけて広い範囲で降雨が発生するだろう。18日の週は少雨傾向になる が、生育環境は良好を維持するだろう。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 現在、大豆とコーンは生育初期段階にあるが、来週上旬まで広い範囲で降雨が発生す るため、その後は少雨傾向に転じるが良好な生育環境を維持する見込み。 シカゴ小麦は期近から大幅上昇。米農務省(USDA)輸出成約高が149万 0500トンと、前週比で大幅増加となったことが手掛かりとなり買い優勢で運ばれ た。期近の3月限は前日比10.50セント高の615.75セントで終了。当限12 月限は、この日、納会を迎えた。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 15日夜まで散発的な降雨が続く見込み。一部地域ではまとまった雨量を伴う降雨が 発生し、南西部では降雪となる地域もあるだろう。テキサス州およびオクラホマ州では 土壌水分の改善が進むが、カンザス州では乾燥が進むリスクもある。 今日の材料 ・ブラジル南部産地では週末まで少雨傾向。 ・ブラジル中部産地で降雨。土壌水分の回復が進む。 ・アルゼンチン産地は広い範囲で降雨が発生。作付、生育に適した状況が続く。 ・米プレーンズ中部および南部では散発的な降雨が続き土壌水分の回復が促される。 ・12月7日までのコーン週間純輸出成約高は前週の131万1800トンを上回る 141万8600トン。 MINKABU PRESS
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