NY貴金属引け速報=金は反落、NY連銀総裁が米利下げ観測をけん制

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 2  2035.7  -   9.2       プラチナ    24/ 1   952.6  - 15.3
         24/ 4  2055.2  -   9.0               24/ 4   961.2  - 14.7
    銀   24/ 3  2415.4  -  23.2      パラジウム    24/ 3  1202.40 + 81.00
        24/ 5  2438.1  -  23.1               24/ 6  1210.10 + 81.20
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 ニューヨーク金、銀は反落。終値の前日比は金が11.4〜8.3ドル安、中心限月
の2月限が9.2ドル安、銀が24.8〜22.6セント安、中心限月の3月限は
23.2セント安。
 金2月限は反落。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安が一巡し、ド
ル高に振れたことが金相場の重しとなった。ウィリアムズNY連銀総裁が「私たちは
今、利下げについて話しているわけではない」と述べて来年の米利下げ開始観測をけん
制したことが、ドルの買い戻しを誘った。現時点で向き合うべき問題はインフレ目標へ
の回帰のため、金融政策は十分に制限的かどうかであるという。
 銀3月限は反落。金相場に連動した。
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナは反落。パラジウムは続伸。前日比は、プ
ラチナが15.3〜13.0ドル安、中心限月の1月限が15.3ドル安、パラジウム
が81.00〜86.40ドル高、中心限月の3月限は81.00ドル高。
 プラチナ1月限は反落。ウィリアムズNY連銀総裁が米利下げ開始観測をけん制した
ことが重し。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル安は一巡した。来年、米連邦
準備制度理事会(FRB)が利下げを開始するかどうかというよりも、現在の政策金利
がインフレ目標への回帰に十分かしばらく考える必要があるという。
 パラジウム3月限は続伸。前日に急反発した後も買い戻しが継続した。長期的な下落
基調の一服感が強まっている。
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