[12月18日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 12月11日〜12月15日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,050 39,280(11) 36,610 (14) 37,380 -1,520 ====================================== <シカゴ>15日終値 前週末比 |<週間統計データ> (12月7日まで) 24/ 3 483.00 -2.50 |週間輸出検証高: 71万1,733トン 24/ 5 495.25 -2.25 |週間輸出成約高:141万8,700トン −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 141.89円 前週末比 2.01円の円高 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】とうもろこし先限は3万9000円割れが続くと一段の下げ余地 あり。下値のメドは10月2日の安値3万8610円、3万8000円の節目が挙げら れる。シカゴコーンは3月限が470〜490セントのレンジ相場でクリスマス休暇入 りか。 【先限は2年2カ月ぶりの安値まで下落】 とうもろこし先限は今月8日に3万9000円割れで引けた。11日に3万9250 円に戻して引けたが、12日に再度、軟化すると、下振れの勢いが強まり、14日に3 万6610円まで下落し、21年10月以来、2年2カ月ぶりの安値をつけた。3万 7000円台を回復しているが基調は依然として弱気。取組高が微減傾向にあることか ら、投げ売りがかなりあったもよう。シカゴコーン期近3月限が480セント割れで低 迷していることや、一時1ドル=140、90円台まで円急騰の弱材料が揃い、下放れ た。3万9000円台の取引が続いたが、レンジの下限の3万9000円割れ後、セオ リー通り放れについた投機家に分があった。3万7440円が安値更新後の戻り高値と なっている。相場水準は3万6500〜3万8000円に引き下がったとみる。 18日に25年1月限が新甫発会となるが、24年11月限と同水準で発会予想。2 4年11月限ととともに当面、3万7000〜3万7500円のレンジをどちらに抜け るかを見極めたい。現時点では戻り売り圧力が強いと予想。 【シカゴコーンは軟調、485セント前後で戻り売りが待ち受け予想】 シカゴコーンは戻り売り圧力が強く軟調。8日の需給報告報告で米国産コーンの期末 在庫率は14.7%となり、前月の14.9%から2ポイントの低下となった。しかし 23/24年度のブラジル産コーン生産量予測は前月と同量の1億2900万トン、ア ルゼンチン産も前月と同量の5500万トンに据え置きとなり、下方修正がなかったこ とが弱材料となった。 8日は480セントが支持線となり、下値堅く推移したが、13日に477.50セ ントまで下落し、480セント割れで引けた。18日の週はクリスマス休暇を控え、手 じまい売買が中心になりやすいとみる。13日の安値が支持線になっているが、477 セント割れとなると、470セント台前半まで下落する不安あり。買い戻しで480セ ント台を回復する可能性はあるが、上値が切り下がったチャートであり、485セント 前後で戻り売りが待ち受けると予想する。 【当面の予定(イベント・経済統計)】 18日 金融政策決定会合(日本銀行、19日まで) 独景況感指数 2023年12月(ifo) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 19日 総裁記者会見(日本銀行) ユーロ圏消費者物価指数 2023年11月確報(EUROSTAT) 米住宅着工・許可件数 2023年11月(商務省) 20日 独生産者物価指数 20日 貿易収支 023年11月(連邦統計庁) 英消費者物価指数 2023年11月(国立統計局) ユーロ圏国際収支 2023年10月(ECB) 米経常収支 2023年7-9月期(商務省) 米消費者信頼感指数 2023年12月(カンファレンスボード) 米中古住宅販売統計 2023年11月(全米不動産協会) 21日 米国内総生産 2023年7-9月期確報値(商務省) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米製造業景況指数 2023年12月(フィラデルフィア連銀) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 22日 消費者物価指数 2023年11月(総務省) 金融政策決定会合議事要旨公表 10月30-31日分(日本銀行) 英国内総生産 確報値 2023年7-9月期(国立統計局) 英小売売上高 2023年11月(国立統計局) 米個人所得・支出 2023年11月(商務省) 米耐久財受注 2023年11月速報値(商務省) 米新築住宅販売 2023年11月(商務省) 米消費者信頼感指数 2023年12月確報値(ミシガン大) 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
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