−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/01 1,318.00 1,328.00 1,307.00 1,327.00 +11.25 2024/03 1,332.75 1,340.75 1,322.75 1,340.00 + 8.50 2024/05 1,347.00 1,351.50 1,334.25 1,350.75 + 7.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 271,682 260,801 713,970 (+ 2,663) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月14日までの週) 大 豆:141万1567トン(前週改定値:99万9790トン) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米農務省発表の週間作物進度報告:今期の発表は終了。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *米気象庁発表の6−10日予報(12月24日−12月28日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は総じて反発。終値の前営業日比は5.25〜11.25セント高。中心限月の 1月限は11.25セント高の1327セント。 好調な週間輸出検証高に加え、アルゼンチンの輸出関税引き上げの可能性が警戒され るなか大豆粕が上昇したこと、ブラジル産地中北部では雨がちな天気が続いているが 一部産地では乾燥が続いている恐れがあることなどが強気材料となるなか、買い優勢で 運ばれた。 1月限は1318セントで取引を開始した後に軟化し、欧州の時間帯には1307セ ントの安値を付けたが、シカゴの時間帯を迎えるとアルゼンチンの大豆製品輸出関税引 き上げ観測が強気材料となるなか引けにかけて値位置を切り上げる足取りを展開。引け 間際に1328セントの高値に達し、ほぼこの日の高値で引けを迎えた。 米農務省(USDA)発表の12月14日までの週の大豆週間輸出検証高は141万 1567トンで前週改定値の99万9790トンを上回った。今年度の累計は2116 万8555トンで前年同期の2551万5016トンを約17%下回った。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 雨がちな天気となり、一部地域ではまとまった雨量を伴う降雨が発生するだろう。こ の数日は降雨の発生がなかったため、この雨による大豆、コーンへの影響は限られるも よう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> この週末は気温が大幅に上昇する一方、降雨は発生しなかった。一部地域では乾燥が 残るが、19日から年末まで結実期を迎えている大豆にとって慈雨が続く見込み。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この週末は概ね降雨は発生しなかったが、今後は広い範囲で散発的な降雨が発生 するだろう。引き続きコーンと大豆の生育に適した状態となっている。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 週末にはまとまった雨量を伴う降雨が発生。これにより土壌水分が確保された。今後 は1月にかけて雨がちな天気が続き、大豆およびコーンの生育に適した状況が維持され るだろう。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 週末は暖かな気温となり降雨は発生しなかった。同様の天気が週半ばまで続く見通 し。21日以降は低気圧の影響で降雨が発生するが、23〜24日にかけてはさらに 雨量が増加する見通し。一部地域では降雪となるだろう。 大豆製品は大豆粕、大豆油ともに大幅高となった。世界最大の大豆粕輸出国である アルゼンチンの大豆製品輸出関税引き上げ観測が浮上したことが買いを支援。大豆粕 の期近限月1月限は前日比7.20ドル高の412.8ドルで終了。 今日の材料 ・ブラジル南部では雨がちな天気が続く。 ・ブラジル中部産地では19日以降に慈雨発生。 ・アルゼンチン産地では生育に適した天気が続く。 ・米プレーンズ中北部の小麦産地では21日以降に降雨発生か。 ・12月14日までの週の大豆週間輸出検証高は141万1567トンで前週改定値の 99万9790トンを上回る。 MINKABU PRESS
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