[本日の見通し]ゴム=ドル円次第の展開、日銀会合が焦点

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、ドル円次第の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間
が小動きとなったことから、手掛り材料難となり、方向性に欠ける展開となった。その
後、ドル・円が円高方向に振れたことから、売りがやや優勢となっている。
 今日のJPXゴムRSS3号は、日銀金融政策決定会合次第の展開となりそうだ。こ
のところのJPXゴムRSS3号は、ドル・円の動きに連動することが多い。このため
今日の正午前後に発表される日銀金融政策決定会合の結果次第では大きく動くこともあ
りそうだ。
 市場では、今会合では金融政策の変更はないとみられる。仮にイールドカーブ・コン
トロール(YCC)になどの金融政策に変更があれば、円買いが先行し、ゴム相場にと
っては弱材料となろう。一方、現状維持となった場合は、金融正常化へのどのような声
明が出されるか注目される。仮に、金融正常化への道のりが長く受け止めらえるような
内容となれば、ドル・円の上昇から、JPXゴムRSS3号も買いが先行することにな
るだろう。

 午前9時56分時点の円相場は1ドル=142.59円付近で推移している。

 午前9時56分時点のゴムRSS3号活発限月の5月限は同2.0円安の235.5
円。今日の日中、予想される3月限のレンジは233.0〜240.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号5月限の予想レンジは230.0〜260.0円。
テクニカルからの下値支持線は230.0円(節目)、上値抵抗線は245.0円(節
目)。

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