−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 477.25 478.25 471.50 472.75 - 4.25 2024/05 489.75 490.50 484.25 485.25 - 4.25 2024/07 500.00 500.50 494.00 494.75 - 4.75 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 204,066 218,504 1,256,564 (- 1,009) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(12月25日−12月29日) コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは軒並み下落。終値の前営業日比は6.50〜4.25セント安。期近3月限 は4.25セント安の472.75セント。 ブラジルの降雨予報を受けた大豆の軟調に追随安となった。またドルが買い戻しで下 値堅く推移したことも弱材料視された。この日の下落で3月限はこれまで下値支持線と していた480セントを大きく割り込み11月29日以来の水準まで軟化した。 3月限は477.25セントで取引を開始した後に478.25セントの高値に達し 何度か顔合わせしたものの、その後は次第に値位置を切り下げる足取りを展開。欧州の 時間帯を終えるまでは475セント割れに抵抗を見せていたが、シカゴの時間帯を迎え るとあっさりとこの水準を割り込んで471.50セントまで軟化。安値からの戻りも 浅く低迷したまま引けを迎えた。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州> 一部でのまとまった雨量を伴う降雨を含め、広い範囲で散発的な降雨が発生。この数 週間は降雨が発生していなかったため、この雨による大豆及び穀物への影響はほとんど ないもよう。 <ブラジル中部のマトグロッソ州、マトグロッソドスル州、ゴイアス州南部> 19日に広い範囲で雨が降り始め、その後は年末にかけて雨が降り続く見通しとなっ ている。着サヤ期を迎えている大豆にとって慈雨になっている。 <アルゼンチン北部のコルドバ州、サンタフェ州、ブエノスアイレス州北部> この数日は散発的な降雨が発生しているが、この雨は20日まで降り続く見込みで、 これにより土壌水分も確保されるだろう。週末には再び降雨が発生するが、1月も引き 続き適時の雨に恵まれる見込み。一部地域では降雨過剰となっているが、概ね良好な生 育状態を維持している。 <アルゼンチン南部のラパンパ州、ブエノスアイレス州南部> 今週半ば及び週末に再び降雨となる見込み。1月も雨がちな天気が続く見通しとなっ ている。この雨により一部で降雨過剰となっているが、ほとんどの地域では大豆、コー ンの生育にとって良好な状態が続く見通し。 シカゴ小麦は反発。前日の下落の後で買い戻しが先行した。ドル安・ユーロ高を受け た米国の小麦輸出拡大期待も買いを促す一因となった。期近3月限は前日比5.75セ ント高の622.75セントで終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 21日と22日には低気圧の影響で降雨が発生する見込み。週末にはよりまとまった 雨量を伴う降雨が発生するだろう。25日のクリスマスにかけて一部地域では降雪とな る可能性も出てきている。 今日の材料 ・ブラジル南部のリオグランデドスル州およびパラナ州では少雨傾向に。 ・ブラジル中部コーン及び大豆の産地の雨量は限られ大豆の作柄への影響が警戒され る。 ・アルゼンチンの南北産地では良好な生育環境が続く。 MINKABU PRESS
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