経済統計解説=米住宅着工件数は急増、米ローン金利の低下が支援要因

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 11月のカナダ消費者物価指数(CPI)は前年比+3.1%と、前月から伸びは横
ばいだった。年後半はインフレ率の鈍化が一巡している。物価上昇率が中銀の目標水準
に回帰しない可能性は想定しておくべき。
 11月の米住宅着工件数は156.0万件まで増加した。住宅ローン金利の低下で住
宅需要が持ち直しているという。米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ開始示唆
もあって、12月に入ると住宅ローン金利の指標である米30年債利回りは一段と低下
しており、住宅市場を支援しそうだ。
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