【場況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。プラチナはドル建て現物相場の上 昇を受けて買い優勢で始まった。その後は、1ドル=142円台後半の円安、ドル建て 現物相場の堅調地合いから期先は30円超の上昇で推移。パラジウムの商いは成立しな かった。 午前11時24分現在の前営業日比は、プラチナが29〜42円高、プラチナミニが 28.5〜40.0円高、プラチナスポットが23円安、パラジウムが出来ず。 午前11時24分現在の出来高は、プラチナが7815枚、プラチナミニが571 枚、プラチナスポットが1604枚、パラジウムが0枚。 【プラチナ期先10月限は4430円超えなら買い戻しが増加か】 プラチナは堅調。JPX先物、ドル建て現物相場とも今月の高値を更新。米金利引き 下げ観測が追い風。金次第ではあるが、金に対しての割安感や、ニューヨークダウの高 値更新などからニューヨークプラチナ市場では投機家中心に買い姿勢が強まっているも よう。 プラチナ先限は日中取引に入り、4426円まで上げ幅を拡大し、先限として11月 28日以来の高値をつけた。その後、4412円で買い拾われ4420円を挟んで堅調 に推移。期先10月限とともに4430円が抵抗線。期先10月が4430円超えとな れば、買い戻しが増加すると予想。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、堅調に推移。朝方に974.50ドルまで押し目を 形成したが、早々に981ドル台に切り返した。午前9時前からは980ドルを挟んで 推移し、一時982ドル台に上昇。 午前11時20分現在、プラチナは980.83ドル、パラジウムが1176.30 ドルで推移。 前営業日の大引け時点はプラチナが970.50ドル、パラジウムが1209.50 ドル。 MINKABU PRESS
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