●短期見通し原油、強弱材料交錯で70ドル台前半=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 70ドル割れに対しては強い抵抗を見せており、下げ一服感が強い。一方、改めて原
油相場を大きく押し上げていくようなテーマは欠いており、このまま70ドル台前半を
コアとしたボックス相場が続こう。年明け後は石油輸出国(OPEC)プラスの自主減
産が始まるが、極端な需給の引き締まりは想定されていない。アンゴラのOPEC脱退
による混乱警戒が上値を抑えるが、現状では大きな混乱は見られない。強弱材料交錯
で、決め手を欠く展開が続く見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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