−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/ 1 1289.50 1289.50 1266.00 1274.00 -19.50 2024/ 3 1290.50 1290.75 1267.25 1273.50 -24.50 2024/ 5 1300.00 1300.00 1274.75 1281.00 -26.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 195,705 150,776 627,370 ( + 7,757) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後 4時現在の数値です。 ======================================= *米農務省(USDA)発表の週間純輸出検証高(12月28日までの週) 大 豆:96万1694トン(前週改定値:111万7747トン) *米気象庁発表の6−10日予報(1月8日−1月12日) コーンベルト西部の気温は平年並み。雨量は平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年並み〜上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 大豆は大幅続落。終値の前営業日比は26.50〜19.50セント安。期近3限月 の終値は24.50セント安の1273.50セント。 週間輸出検証高はクリスマス休暇を挟んだわりにはあまり減少しなかったが、ブラジ ル産地で良好な成熟進展を背景に記録的な早さで収穫が開始されていることや、穀物も 崩れてシカゴ農産物全面安の流れになったことに圧迫された。米金利高、ドル高で米株 が上値が重くなったことも嫌気された。チャート悪化で下げ幅が大きくなった。 3月限は米国の時間帯から取引が開始されたが、直後に付けた1290.75セント がこの日の高値となり、その後大きく崩れた。安値は1267.25セントまであり、 目先の下値メドだった昨年10月の安値1282.50セントを大きく割り込み、昨年 6月末以来半年ぶりの安値水準に沈んだ。 米農務省(USDA)発表の12月28日までの週の大豆週間輸出検証高は96万 1694トンで前週改定値の111万7747トンを上回った。今年度の累計は 2326万1441トンで前年同期の2877万8610トンを約19.2%下回って いる。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(現地情報を要約)。 <ブラジル産地> ブラジル産地では、中部のマトグロッソ州を中心として過去数週間の高温乾燥傾向の 天気で、大豆の成熟が進展して収穫が進展しており、二期作(サフリニャ)コーンの作 付けが過去最も早いスタートを切った。 通常ブラジルでは、大豆の作付けを9〜10月に行って、翌1〜3月に収穫するが、 今年は収穫開始が早く、その後にすぐ作付けられる二期作コーンの作付けか記録的早さ となっている。 <アルゼンチン産地> アルゼンチン産地では2日に降雨が見込まれるが、3〜4日まで好天に恵まれる。今 週末も曇りとなるが降雨はないだろう。ただ来週前半に再び低気圧が接近しそうだ。大 豆やコーンの生育には問題のない天気が続く見込み。 米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 米プレーンズでは、降雨がなく寒さも厳しくなく穏やかな天気となっている。まだプ レーンズの北半分では積雪が残っているが、元日の全米の積雪カバー率は20.3% と、2012年以来の低水準となっている。一部の乾燥した地域を除き、冬小麦の越冬 は順調に進んでいる。 大豆製品は、大豆粕は続落、大豆油は当限を除き総じて続伸。引き続き大豆粕売り/ 大豆油買いのストラドル商いが見られた。大豆粕の期近3月限は前日比6.50ドル安 の379.50ドル。 今日の材料 ・ブラジル産地で大豆の収穫開始が早く、二期作コーンの作付け開始も記録的な早さと なっている。 ・アルゼンチン産地は目先降雨もその後は好天。来週初めに再び低気圧の接近見込み。 MINKABU PRESS
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