ゴム午前=総じてしっかり、円安や上海ゴムが下げ幅を縮小から

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じてしっかり。寄り付きでは、上海夜間安を受けて、売りが優
勢となった。だが、その後は、ドル・円がやや円安方向に振れたことや日中取引の上海
ゴムが下げ幅を縮小させたことから、買いが優勢となり、プラスサイドに振れる限月が
目立っている。TSR20は出来ず。

 午前11時57分現在のRSS3号は前営業日比2.2円安〜1.4円高。活発限月
の期中6月限は同1.4円高の256.3円、期先12月限は出来ず、推定出来高は
906枚(前日夜間取引含む)。

【6月限は250円割れを回避】
 今日午前のJPXゴムRSS3号は、総じてしっかりとなっている。序盤は、上海夜
間安を受けて、売りが先行し、活発限月の6月限は一時250.9円まで下落した。だ
だ、節目の250円手前では押し目買いが入り、256円台まで戻している。
 現状、6月限は250〜260円のボックス相場となっている。このレンジから放れ
た方に大きく動きだしそうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号は4月限のみ約定し、1.5セント安。TSR20
は買いが先行し、1.1〜1.8セント高。

 上海ゴムは売り優勢。午前11時20分現在、指標限月の2024年5月限は、前営
業日比95元安の1万3875元となっている。

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