プラチナ市況=プラチナは続落、午後は現物相場の低迷でジリ安

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,424   + 25     9,432  + 29  : 2,024.49   - 6.99
銀          109.0    0.0     107.6  -0.9  : 2,281.00  - 27.00
プラチナ     4,355    -28     4,306   -31  :   932.17   -16.03
パラジウム   4,700    0     4,700    0  :   982.73   -17.19
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    144.87   +0.97  ユーロ・ドル相場   1.0928 -0.0024
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。プラチナはニューヨーク続落を受
けたドル建て現物相場の下落から売り優勢。日中取引は場中、1ドル=144円台後半
まで円安進行を背景に期先から下値を切り上げたがが、反発力は弱く、先限は正午前に
15円安で推移。午後に入り、現物相場の低迷からジリ安となり、31円安で引けた。
 パラジウムの商いは成立しなかった。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが47〜27円安、プラチナスポットが25
円安、パラジウムが変わらず。
 推定出来高は、プラチナが1万3133枚、プラチナミニが951枚、プラチナスポ
ットが5527枚、パラジウムが0枚。
【プラチナ先限は日足が4日連続の陰線引け】
 プラチナ先限は続落。夜間取引、日中取引とも4300円割れがあったが、4300
円割れは買い拾われた。ただ4329円で戻りを抑えられ、始値の4339円に届か
ず、日足は4日連続で陰線引け。11日発表の12月の米消費者物価指数(CPI)が
カギ。
 JPXプラチナは昨年の大納会(12月29日)から4日連続で取組高が減少。手じ
まい売りが先行もよう。今日も手じまい売りが多かったが、4300円水準では打診買
いもあったような動きだった。取組高の増減を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、小反発。早朝に928.50ドルの安値をつけた
が、930ドル割れは早々に買い拾われ、930ドル台に戻した。午前9時頃、10時
半過ぎに935ドル台を試した。その後、堅調に推移し、11時過ぎに936ドル台ま
でジリ高。午後は売り圧力が強く、930ドル割れとなり、午後3時45分に927ド
ルまで軟化した。
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