きょうのNY為替市場、ドル円は145円台を回復して始まっている。明日の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、全体的には様子見気分が広がる中で、ドル円は上値追いの動きを続けている。市場は3月利下げ開始の可能性をまだ排除できない中で、明日の米CPIは総合インフレの鈍化は一服すると見られている。 これまでインフレ鈍化の主因となっていたガソリン価格が12月は小幅に上昇していたことが要因。一方、財価格のデフレは総合とコアそれぞれの指数を引き続き圧迫すると予想されるが、企業が在庫削減に成功すれば、このディスインフレ要因も今後数カ月で弱まると見られている。最終的には、住宅インフレのペースが鈍化しても、コア指数のインフレは年内はFRBの目標である2%を上回る水準で推移すると見られているようだ。 能登半島地震で日銀の1月の政策修正観測も後退しており、日本株がバブル崩壊後の高値を更新する中、リスク選好の円売りの動きもドル円を押し上げているようだ。 目先は先週末に上値を拒まれた146円の水準を試す展開になるか注目される。 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は145円に観測。 10日(水) 144.50 (9.2億ドル) 145.00 (19.2億ドル) USD/JPY 145.30 MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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