再送17日:プラチナ市況=プラチナは反落、現物相場の低迷で軟調に推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2024/02          2024/12    ドル建て現物価格 15:15 現在
金          9,585    -33     9,592   -35  : 2,018.02   -31.25
銀          106.7    0.0     110.1   0.0  : 2,267.00   -40.00
プラチナ     4,243    -50     4,248   -38  :   893.64   -17.84
パラジウム   4,500   -100     4,500  -100  :   933.26   -36.65
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      15:15 現在 前営業日比        15:15 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.79   +1.60  ユーロ・ドル相場   1.0857  -0.0059
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【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。プラチナはニューヨーク安を受け
て売り優勢で始まった。その後は、円安となったが、ドル建て現物相場の上値の重さを
受けて戻りを売られ、先限は正午過ぎに40円超の下落で推移。午後もドル建て現物相
場が890ドル台で低迷し、軟調に推移した。
 パラジウムの商いは成立しなかった。帳入値は全限月が100円安。
 前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが50〜31円安、プラチナスポットが49
円安、パラジウムが100円安。
 推定出来高は、プラチナが1万1083枚、プラチナミニが1111枚、プラチナス
ポットが4017枚、パラジウムが0枚。

【プラチナ先限は現物相場が900ドル割れで失望売り増加か】
 プラチナ先限は午後になり、4237円まで下落。終盤に安値を離れたが、日足は長
め陰線引け。安値拾いの打診買いもあったとみられ、出来高(標準)は1万1000枚
超え。
 午前中に中国経済指標の発表後も現物相場は900ドル割れ、上海総合指数が軟調に
推移したことで投資心理は弱気に傾き、JPXプラチナ市場では手じまい売りがあった
もよう。15日の安値4251円が支持線になっており、下放れにはなっていない。現
物相場の900ドル割れで失望売りも増えたようだ。取組高の増減を確認したい。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、戻り鈍く低迷。朝方の894.00ドルから、ドル
高一服が下支えになったが、戻りは売られた。午後も緩やかな右肩下がりの展開とな
り、892ドル台まで軟化。
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