NY金・銀市況=金がユーロ高・米10年債利回り低下から続伸、銀は反落

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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            始 値   高 値   安 値   帳入値   前日比
   金      (24/ 2)  2032.5     2048.5      2028.1      2031.5     +  6.1
          (24/ 4)  2051.5     2068.0      2047.1      2050.9     +  6.3
   銀     (24/ 3)  2332.0     2343.0      2305.5      2322.5     -  2.6
         (23/ 5)  2355.0     2365.0      2328.5      2345.0     -  2.4
           推定出来高  前日出来高  前日取組高    (前々日比)
  金           231,581       344,980       434,256        (- 18,758)
  銀           55,132        64,577       136,939        (+    378)
 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。
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・NY為替   円    ユーロ  ・NYダウ          38,467.31  + 133.86
     29日  147.45/47   1.0831/33   ・ナスダック         15,509.90  - 118.14
     30日  147.60/62   1.0844/46   ・10年米国債利回り      4.04  -   0.03
・NY原油  (24/ 3)   77.82 +1.04   ・SPDR保有金残高    854.89  -   1.16
注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日
本時間の翌日の午前8時)に更新予定。
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 ニューヨーク金は続伸、銀は小反落。
 金4月限は続伸。時間外取引では、中東リスク、ドル高一服から買い優勢となり、終
盤、8ドル超の上昇で推移。日中取引では、序盤にユーロが対ドル中心に上昇を受け、
一段高となった。その後、1月のコンファレンスボード消費者信頼感指数が強気の数字
となり、上げ幅を削る動きとなったが、買い意欲は値強く、下値堅く推移し、2050
ドル台を維持して引けた。米10年債の利回り低下も買い材料となった。
 この日から米連邦公開市場委員会(FOMC)が始まり、31日に発表される結果待
ちながら堅調。
 銀3月限は小反落。時間外取引から売り優勢となり、小安く推移。日中取引では下値
は堅い動きながら、小幅安で推移した。

今日の材料
・30日のアジア太平洋株式市場は総じて下落。
・中国上海総合指数は大幅続落、52.83ポイント安の2830.53ポイント。
・欧州株は上昇。英FTは金融株が上昇。独DAXではエネルギー株が買われた。
・ラガルドECB総裁がCNNのインタビューに答え、「理事の全員が次の行動が利下げで
 あることには同意している」と述べた。
・1月のコンファレンスボード消費者信頼感指数
 結果 114.8 予想 112.0 前回 108.0(110.7から修正)
・30、31日の2日間の予定で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催。今回は金利据え
 置きが確実。31日のパウエル議長の会見に注目。
・ドルはまちまち。ドル円は1ドル=147.06ドルまで下落後、147.90円台まで反発。
 ニューヨーク時間の終盤は147.60円台で推移。ユーロドルは1ユーロ=1.0857ドルで
 頭打ちながら堅調に推移。
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