(NY時間16:42)(日本時間06:42)時間外 アマゾン<AMZN> 170.01(+10.73 +6.74%) アマゾン<AMZN>が引け後に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスも公表し、売上高の見通しは予想を若干下回ったものの、営業利益の見通しが予想を上回った。AWSの売上高は予想範囲内となった。 今回の決算はジャシーCEOのコスト削減と収益性の高いサービスへの集中が、同社を再構築しつつあることを示唆している。同社は、中国系eコマースの新興企業のテムやTikTokとの競争をかわしながら利益を改善するため、3万5000人以上の人員削減を含む経費削減を続けてきた。 今月初めにはプライムビデオのストリーミングやスタジオ事業、ライブストリーミング・サービスのTwitchで数百人の従業員を解雇すると発表。11月には音楽部門とゲーム部門、そして音声アシスタントのアレクサを担当する部門のポジションを廃止した。 株価は時間外で6%の上昇。 (10-12月・第4四半期) ・1株利益:1.00ドル(予想:0.78ドル) ・売上高:1699.6億ドル(予想:1662.1億ドル) オンラインストア:705.4億ドル(予想:689.1億ドル) 実店舗:51.5億ドル(予想:52.3億ドル) サード・パーティ:435.6億ドル(予想:419.6億ドル) AWS:242.0億ドル(予想:242.2億ドル) ・営業利益:132.1億ドル(予想:104.9億ドル) ・営業利益率:7.8%(予想:6.2%) (1-3月・第1四半期見通し) ・売上高:1380~1435億ドル(予想:1420億ドル) ・営業利益:70~120億ドル(予想:91.2億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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