(NY時間17:03)(日本時間07:03)時間外 アップル<AAPL> 184.10(-0.30 -0.16%) アップル<AAPL>が引け後に10-12月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高が予想を上回った。アイフォーンの売上高が予想を上回ったことが寄与した。ただ、その他のマック、アイパットは予想を下回っている。同社は5四半期連続の減収を回避し、アイフォーンは明るい話題となった。 サービス部門(アップストアとストリーミング・プラットフォームを含む)は引き続き他の部門を上回っている。年末年始の売上高は11%の増収となったが、予想には僅かに届かなかった。 ただ、株価は時間外で軟調。想定されていたことではあるが、中華圏の売上高が13%の減収となり、予想も下回ったことが嫌気されている。マエストリCFOは「落ち込みには満足していないが、中国が世界で最も競争の激しい市場であることは承知している」と述べた。同社は中国における個人消費の冷え込みと、政府による外国技術への禁止措置の拡大と闘っている。 同社は第4四半期中に約400億ドルの営業キャッシュフローを生み出し、約270億ドルを株主に還元したとも述べた。1株0.24ドルの四半期配当は維持。 (10-12月・第1四半期) ・1株利益(調整後):1.46ドル(予想:1.39ドル) ・売上高:1195.8億ドル(予想:1179.7億ドル) 製品:964.6億ドル(予想:951.4億ドル) アイフォーン:697億ドル(予想:685.5億ドル) マック:77.8億ドル(予想:79.0億ドル) アイパッド:70.2億ドル(予想:70.6億ドル) ウェアラブル・ホーム・アクセサリー:119.5億ドル(予想:120.2億ドル) サービス:231.2億ドル(予想:233.7億ドル) ・中華圏売上高:208.2億ドル(予想:235億ドル) MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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