石油午前=堅調、海外原油の下げ一服で買い戻しが優勢に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。先週末にかけての海外安が一巡したことが国内市場を押し上
げている。米国がシリアやイラクを空爆し、現地の反米感情が一段と高まっており、パ
レスチナ自治区や紅海を中心とした混乱が拡大することが警戒されている。シリア東部
で米軍は不法駐留を続けているほか、イラク政府の再三の撤退要求にも関わらず、米軍
はイラクに駐留している。円相場は1ドル=148円半ばで推移しており、前日水準と
ほぼ変わらず。時間外取引でニューヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2024年6月限は上昇。7万0080円まで上昇し、夜間
取引の高値をやや上回った。
 午前11時現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が50円安
〜420円高。
 午前11時現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が617枚。
【米国務長官がリヤドに到着】
 ブリンケン米国務長官がサウジアラビアのリヤドに到着した。5日間の日程で中東各
国を訪問する予定。イスラエルがガザ侵攻を開始してから、同国務長官の中東訪問は
5回目。
【海外原油夜間取引=堅調】
 ニューヨーク時間外取引で3月限は前日比0.10ドル高の72.88ドルで推移。
本日これまでのレンジは72.62〜72.94ドル。
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