[今夜の視点]海外原油=上値が重いか、中国CPIは景気悪化を示唆

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引で3月限は前日比0.26ドル高の74.12ドルで推移。本日これまで
のレンジは73.86〜74.27ドル。

 今晩の海外原油は、中国消費者物価指数(CPI)の落ち込みが材料視されるならば
上値が重いか。1月のCPIは前年比−0.8%と、14年ぶりの低水準となったこと
は消費の弱さや景気悪化を示唆する。中国の不動産市場や株式市場は混乱しており、景
気見通しの不透明感が意識されると売りが強まるだろう。ただ、中国経済指標を真に受
ける市場参加者は多くないと思われる。
<今夜の予定>
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 製造業生産 2023年12月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】22:30 新規失業保険申請件数(労働省)
【経済】2/9 00:00 卸売在庫 2023年12月確報値(商務省)
【農産】22:30 週間穀物輸出成約高(USDA)
【農産】2/9 02:00 世界穀物需給見通し(USDA)
【農産】2/9 02:00 農産物生産高(USDA)
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