[今夜の視点]金・銀=中東の緊張や米国債の利回り低下が支援

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、もみ合い。きのうの海外市場では、米新規失業保険申請件
数で労働市場の堅調が示されたことを受けて軟調となったが、ドル高一服を受けて下げ
一服となった。アジア市場では、朝方の2033.40ドルから、上げ一服となった
が、ドル安を受けて押し目を買われた。午後に入ると、ドル安一服に上値を抑えられ
た。
 米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退が圧迫要因だが、中東の緊張の高まり
などが下支え要因である。米国債の利回り上昇が一服しており、買い戻されると堅調に
推移することになりそうだ。当面は13日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が
待たれる。
<今夜の予定>
・独消費者物価指数 2024年1月確報(連邦統計庁)
・建玉明細報告(CFTC)
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