[今夜の視点]金・銀=1990ドルを維持できるかの正念場

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、1990ドルが支持線になっているが、反発力弱く推移。
1月の米消費者物価指数(CPI)が予想以上の上昇となり、ドル高で金市場は強気ム
ードに水が差され、2000ドル割れ。
 自律反発の可能性」はあるが、今月に入り、原油価格が上昇しており、2月の米CP
Iもインフレ鎮静化を示すような数字にはならないとの見方や、ユーロドルの反発力の
弱さから2000ドルが抵抗線として意識されるとみる。1990ドル割れとなった場
合の支持線は1980ドルの節目、昨年12月13日につけた安値1973.25ド
ル。昨日の下げで下振れしやすく1990ドルを維持できるかの正念場。
<今夜の予定>
◆ ユーロ圏 ◆
【経済】19:00 国内総生産 2023年10-12月期改定(EUROSTAT)
【経済】19:00 鉱工業生産 2023年12月(EUROSTAT)
◆ イギリス ◆
【経済】16:00 消費者物価指数 2024年1月(国立統計局)
【経済】16:00 小売物価指数 2024年1月(国立統計局)
【経済】16:00 生産者物価指数 2024年1月(国立統計局)
◆ 南アフリカ ◆
【経済】20:00 小売売上高 2023年12月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】2/15 00:30 週間石油統計(EIA)
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