経済統計解説=米小売売上高は減少、日本と英国は景気後退に

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 1月の米小売売上高は前月比0.8%減となった。名目値だが、昨年末にかけて拡大
傾向が一巡しており、年初は弱含んだ。副業の増加で米国の雇用が押し上げられている
可能性が高く、消費には下振れリスクが伴っていると思われる。
 昨年10−12月期の英国内総生産(GDP)・速報値は前期比−0.3%となっ
た。2四半期連続でマイナスとなり、景気後退に入った。病気で就業できない人々が統
計開始以来の最高水準を更新する傾向にあるほか、金利高、物価高が景気を引き続き圧
迫している。経済の縮小が続くか。
 昨年10−12月期の日本のGDP・一次速報値は前期比−0.1%と、2四半期連
続で縮小した。英国と同様に景気後退に入った。政府はウクライナ支援など対外的に莫
大な支出を続けており、国内の景気対策はおざなりである。賃金は上がらず、能登地震
の復興支援も限定的であることからすれば、景気縮小が続くか。日本政府は国内情勢に
関心がなく、景気対策は依然として表面的である。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。