[今夜の視点]シカゴ大豆=南米関係の弱材料を織り込み済みか否かの判断

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は軟調。3月限は1170セント台後半で弱含みで推移してい
る。このまま2月安の底入れとなるか否かが今週の焦点となりそうだが、それはコーン
同様、これまでの安値更新で南米関係の弱材料を織り込んでしまったのかどうか市場の
判断に左右されそうだ。
 前日のシカゴは続伸。週間輸出検証高が118万トン台と前週より減少したものの、
引き続き100万トンを超えて高水準だったことや、穀物が小麦中心に急伸したこと支
援された。またデイリー報告でフィリピン向けに大豆粕の大口輸出成約が発表されたこ
とも好感された。

 3月限は1188.50セントまで高値があったが、引けは1179.00セント
と、1180セント台を割り込んだ。
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<今夜の予定>
◆ アメリカ ◆
【経済】 21:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 2/22 04:00 FOMC議事録公表 1月30-31日(FRB)
【工業】 2/22 06:30 週間石油統計(API)
◆ カナダ ◆
【経済】 22:30 新築住宅価格指数 2024年1月(カナダ統計局)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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