［本日の見通し］貴金属＝金が小じっかり、欧米のインフレ統計待ち

 貴金属は、金が小じっかり。金はドル建て現物相場の上昇を受けて小幅高となった。
銀は出来ず。プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）はプラチナがニューヨーク安を受けて軟調と
なった。パラジウムは出来ず。
　欧米のインフレ統計の発表を控えて米国債の利回りが上昇したことが圧迫要因になっ
た。ただニューヨーク市場の終盤に利回り上昇は一服し、ドル建て現物相場は下げ一服
となった。ＣＭＥのフェドウォッチで、年末のフェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導
目標水準は４．５０〜４．７５％となった。金融当局者の予想と一致し、利下げ期待の
行き過ぎは解消されている。
MINKABU PRESS

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