●論点解説穀物、ファンド売りに過熱感はある=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 週明け後の穀物相場は安値修正の動きが優勢になった。特に目立った売買材料は見当
たらないが投機筋の売りポジションの膨張が警戒されている。トウモロコシに関して
は、3月限が400セントの節目を割り込んだ影響もあろう。需給緩和評価、南米産の
供給圧力が警戒される地合に変化は見られないが、400セントの節目割れで下げ一服
感が広がるか否かが焦点になる。米商品先物取引委員会(CFTC)によると、2月
20日時点のトウモロコシ市場のファンド玉は買いが28万2549枚に対して売りが
54万8616枚に達している。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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