石油午前=堅調、OPECプラスの協調減産継続見通しで

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 午前の石油市場は堅調。石油輸出国機構(OPEC)プラスが足元1−3月期に実施
している日量220万バレル規模の自主減産を、4−6月期も継続することを検討して
いると伝わった。年内継続の可能性も意識されている。ただ、米石油協会(API)が
発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が増加したことは重し。時間外取引でニューヨ
ーク原油は軟調。円相場は1ドル=150円半ばで推移しており、前日水準とほぼ変わ
らず。
 日中取引開始後、原油の2024年7月限は堅調。7万3360円まで上げ幅を削っ
た後、7万3570円まで強含んでいる。
 午前11時07分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
60〜690円高。
 午前11時07分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が986枚。
【EV化目標の修正続く】
 独自動車メーカーであるメルセデス・ベンツが2030年までに新車販売をすべてE
V(電気自動車)にシフトさせる計画を変更し、2030年代まで内燃エンジンの販売
を継続すると発表したことに続き、独アウディも2026年までの新車販売のEV化目
標を撤回した。
【海外原油夜間取引=軟調】
 ニューヨーク時間外取引で4月限は前日比0.32ドル安の78.55ドルで推移。
本日これまでのレンジは78.31〜78.59ドル。
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