−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 4 2,042.7 - 1.4 シカゴ大豆 2024/ 5 1,145.25 + 4.50 NY銀 2024/ 5 2,263.6 - 12.1 シカゴコーン 2024/ 5 428.50 + 5.00 NYプラ 2024/ 4 885.1 - 11.9 NY原油 2024/ 4 78.54 - 0.33 NYパラ 2024/ 6 931.90 - 20.30 ドル・円 150.66 + 0.17 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は150.60円台で推移 ドル円は150.80円台に上昇する場面があったが新たな方向感は示されず。29 日発表のPCEデフレータ待ち。今月発表の1月のデータが強い内容が多く見受けられ ることから、今回のPCEデフレータもインフレの粘着性を示すのではとの警戒も出て いるようだ。PCEデフレータはFRBが重要視しているインフレ指標で、経済見通し でもPCEデフレータの見通しが示される。 市場は昨年12月に、今年の大幅利下げを織り込んでいたが、世界の多くの地域でイ ンフレの粘着性が問題視され、その期待が後退している。 昨年第4四半期の米GDP改定値が発表され、GDP自体は下方修正されたものの、 個人消費やデフレータおよびPCEデフレータが上方修正されたことから、ややドル買 いの反応が見られていた。しかし、大きな動きには至らなかった。 ◎NY貴金属=軒並み下落、ドル高が圧迫 ニューヨーク金、銀は反落。 金4月限は反落。時間外取引では、押し目を買われる場面も見られたが、ドル高を受 けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、ドル高一服を受けて下げ一服となった。日 中取引では、米国内総生産(GDP)の下方修正が支援要因になったが、米個人消費支 出(PCE)デフレータの発表を控えて上げ一服となった。 銀5月限は米国内総生産(GDP)の下方修正が下支えになったが、米個人消費支出 (PCE)デフレータの発表を控えて上げ一服となった。 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反落、パラジウムは続落。 プラチナ4月限は反落。時間外取引では、ドル高を受けて売り優勢となった。欧州時 間に入ると、ドル高一服を受けて下げ一服となった。日中取引では、米国内総生産(G DP)の下方修正が下支えになったが、戻りは売られて軟調となった。 パラジウム6月限はドル高や株安を受けて売り優勢となった。 ◎LME=アルミ・銅は小幅安、米PCE発表待ちで模様眺めムード アルミ3カ月物は小幅安。2203.50ドルで取引を開始したが、これがこの日の 高値となった。その後、値位置を落とした後はアジアに続き欧州、米国と株式市場が軟 調推移となったことで下値を探る足取りを展開。終盤に2177ドルを付けた後に切り 返して2190ドル台に戻したが、わずかにマイナスサイドでの引けとなった。 銅3カ月物は小反落。8475.50ドルで小高く取引を開始した。8489ドルで 頭打ちとなった後、アジア株の下落を受けて軟化に転じた。欧州の時間帯を迎える頃に 8427ドルの安値を付けた後は米国株式市場も頭重い足取りとなるなか8455ドル を上値抵抗線として意識する安もみとなった。29日発表の1月の米個人所得・支出 (PCE)デフレーターの発表待ちの中で模様眺めムードのなか、小幅安で引けを迎え た。 ◎NY原油=反落、米原油在庫の増加や米利下げ開始時期の不透明感で ニューヨーク原油は反落。 今年の米利下げ開始見通しが不透明であることや、米エネルギー情報局(EIA)が 発表した週報で原油在庫が5週連続で増加したことが重しとなった。米製油所稼働率は 前回の80.6%から81.5%まで回復したものの、定期改修を終える製油所が限ら れるなかで原油消費量は引き続き低迷している。 改質ガソリンは反落。ヒーティングオイルの期近は続落。原油安が重しとなった。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は総じて反発、コーンは総じて続伸 大豆は総じて反発。コーンは総じて続伸。 大豆はドルが堅調に推移したことが圧迫要因ながら、売り過剰感から修正高となり、 堅調に引けた。 コーンはドル堅調、小麦安が圧迫要因ながら月末接近、限月移行に伴う買い戻しがあ ったとみられ期近2本が5セント高で引けた。 MINKABU PRESS
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