原油相場は年初来高値を一時更新する展開になった。中東情勢に対する警戒感が根強 く、押し目買い優勢の地合が続いている。イスラエルとハマスの双方から早期休戦に否 定的な声が聞かれ、ラマダン前の休戦合意は困難との見方が織り込まれている。紅海に おけるフーシ派の活動も収まる兆候が見られない。80ドル台乗せから更に大きく上昇 する環境にもないが、まだ上振れリスクを想定すべきだろう。 米原油在庫が予想以上に増加したことが利食い売りを誘ったが、影響は限定的だろ う。米原油在庫は今年最高水準のため、在庫環境だけをみれば年初来安値更新が支持さ れるが、あくまでも地政学リスクの評価が中心の地合になっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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