−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2024/03 415.50 418.00 409.25 412.25 - 3.50 2024/05 429.25 431.00 422.00 424.75 - 4.75 2024/07 441.25 443.00 433.75 436.25 - 5.00 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 288,485 273,651 1,481,638 ( + 4,076) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米気象庁発表の6−10日予報(3月7日−3月11日) コーンベルト西部の気温は平年並み〜上回る。雨量は下回る〜上回る コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは反落。終値の前営業日比は5.00〜1.25セント安。中心限月の5月限 は4.75セント安の424.75セント。 南米産地での雨勝ちの天気に加えて、2月のロシアやウクライナからの輸出急増で小 麦か急落したことに圧迫されて、大豆の上昇に追随できなかった。 5月限は429.25セントで取引を開始。アジアの時間帯の時間外取引では429 セント台を中心にこう着商状となった。欧州の時間帯の前半には一時的に430セント 台に乗せて、この日の高値となる431.00セントを付けた。しかしすぐに430セ ント台を割り込むと、米国の時間帯の前半に大きく崩れて安値は422.00セントま であった。その後も420セント台前半のもみ合いで推移。 ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気 概況及び予報を要約)。 <ブラジル> 産地中部では今週後半、降雨は局地的となる見込みだが、今週末から来週初めにかけ て再びまとまった降雨になろう。産地南部でも前線の停滞で降雨が続く見込みだが、来 週にかけてはより散発的なものになりそうだ。ただ降雨範囲はかなり広範になるため、 サフリーニャ(二期作)コーンにとっては慈雨となろう。 <アルゼンチン南北産地> このところまとまった降雨となっているが、今週末も新たな前線の移動により広範に 降雨が見込まれる。また来週にかけても、中部や南部では局地的な降雨が発生する見込 みだが、まとまったものにはならないだろう。適当な間隔で降雨が発生していること で、穀物の作柄は良好を維持する見込みだが、一部地域では降雨が発生せず、作柄が低 下するリスクもある。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約) プレーンズでは北半分の地域で記録的な温かさで風の強い天気が戻って来た。サウス ダコタ州南部を北限として、1日の最高気温が24℃まで上昇する可能性がある。 テキサス州北部やそれに隣接した地域では、今週発生した100万エーカー以上の広 さに及んだ山火事被害の調査が続いている。 シカゴ小麦は急落。2月のロシアの小麦輸出が380万トンと、前年同月比80万ト ン増と急増していたことや、同様に2月のウクライナのオデーサ港からの貨物積み出し が800万トン(うち農産物は520万トン)と、ロシアのウクライナ侵攻後最高とな ったことに圧迫された。 5月限は前日比18.50セント安の557.75セント。 今日の材料 ・ブラジル産地中部、南部では雨勝ちの天気続く。サフリーニャ(二期作)コーンにと っては慈雨となる見込み。 ・アルゼンチン産地ではさらに雨勝ちの天気が続く。作柄は改善するが、一部地域では 降雨がなく柄低下のリスクあり。 ・2月のロシアの小麦輸出が380万トンと、前年同月比80万トン増と急増 =SovEcon。 ・2月のウクライナのオデーサ港からの貨物積み出しが800万トン(うち農産物は 520万トン)と、ロシアのウクライナ侵攻後最高=クプラコフ副首相。 MINKABU PRESS
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