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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2024/05 1,188.00 1,192.25 1,181.00 1,185.50 - 2.25
2024/07 1,202.25 1,206.75 1,196.00 1,200.25 - 2.00
2024/08 1,199.00 1,203.50 1,193.50 1,198.00 - 1.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
先物 199,811 184,087 766,521 (- 2,190)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(3月25日−3月29日)
コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を下回る〜上回る。雨量は平年を上回る。
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大豆は期近は続落、期中から期先は反発。終値の前営業日比は2.25セント安〜
2.00セント高。中心限月の5月限は2.25セント安の1185,50セント。
ブラジルの収穫進行が米国の輸出を圧迫するとの懸念に加え、ドル買い傾向が強まっ
たことが期近限月の重石となった。ただ、期中〜期先限月はこれまでの下落の後で売り
警戒感が強まり修正のための買い戻しが見られた。
5月限は1188セントで取引を開始。暫く1185セントを下値支持線として高下
するなかで1192.25セントの高値まで浮上する場面も見られた。シカゴの時間帯
を迎えると1181セントまで軟化。その後、買い戻されたものの1189セント台に
達すると売り直されて値位置を落とし、マイナスサイドのまま引けを迎えた。
ブラジル産地およびアルゼンチン産地の天気概況は以下の通り(民間気象会社の天気
概況及び予報を要約)。
<ブラジル産地>
前週末は産地南部に前線が到来し週末には広い範囲で降雨が発生し、一部地域ではま
とまった雨量を伴う降雨になったが、今週もこの前線の影響で多くの地域で降雨が発
生。さらに21日から22日にかけて新たに前線が到来することで降雨が続く見通し。
これは前週は少雨傾向に見舞われたサフリーニャコーンにとって慈雨となっている。
ただし、この前線が通過した後は少雨傾向になることが見込まれ、穀物への影響が懸念
される。
<アルゼンチン産地>
今週は複数の低気圧が通過する見通しで、これに伴い降雨が発生するだろう。また、
活発な前線が20日〜21日にかけて到来する見込みで、広い範囲でまとまった雨量を
伴う降雨が発生するだろう。ただ、この前線が通過した後は週末にかけて降雨は発生し
ない模様。来週も低気圧の到来が続き、生育環境は良好を維持すると見られる。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。
南西部では20〜21日にかけて広い範囲で降雨が発生するが、この雨をもたらす
低気圧は次第に東に移動していくだろう。その後、活発な低気圧が到来するため23〜
25日にかけて南西部の小麦産地一帯で降雨が発生するだろう。この低気圧に続いて寒
気団が到来する見通しで、一部の小麦にダメージが発生するリスクが高まりそうだ。
大豆製品は、大豆油は大豆期近限月の軟調に追随安となったが、大豆粕は下落後の修
正が入って小幅高。大豆粕期近5月限は前日比2.00ドル高の333.90ドルで終
了。
今日の材料
・ブラジル産地では前線の影響で多くの地域で降雨が発生。
・ブラジル産地では21日から22日にかけて新たに前線が到来することで降雨が
が、その後は少雨傾向に変化かし。
・アルゼンチン産地は慈雨が続き引き続き穀物の作柄は良好を維持するもよう。
・米小麦産地では23日にかけて降雨発生へ。来週は寒気団が小麦生育に悪影響を
及ぼすリスクが浮上。
MINKABU PRESS
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