プラチナ午前=プラチナは総じて反発、現物高で下げ一服

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて反発。プラチナはニューヨーク安
を受けて売り優勢で始まった。その後は、円高が再開したが、ドル建て現物相場の堅調
が下支えになり、期中以降がプラスサイドに転じた。パラジウムの商いは成立しなかっ
た。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが28円安〜16円高、プラチナミニ
が1.0円安〜14.0円高、プラチナスポットが7円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが6150枚、プラチナミニが448枚、
プラチナスポットが3456枚、パラジウムが0枚。
【プラチナはドル高で一時900ドル割れ】
 プラチナはドル高を受けて売り優勢となった。スイス中銀の利下げをきっかけとした
ドル高が続いた。プラチナは900ドルの節目を割り込み、買い戻しが入りやすいとみ
られる。上海プラチナの出来高も増加しており、中国勢の動きも確認したい。
 プラチナ先限は夜間取引で4353円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。日中取引では4392円まで上昇した。円相場は1ドル=151円台前半で円高
に振れた。神田財務官が「常に準備はできている」と述べた。
【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の898.40ドルから、ドル安再開を
受けて堅調となった。
 午前11時現在、プラチナは903.92ドル、パラジウムが1001.79ドルで
推移。前営業日の大引け時点はプラチナが902.57ドル、パラジウムが
995.29ドル。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。