金・銀午前=続伸、金は上場来高値更新が続く

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 金、銀は続伸。金はニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、円安や
ドル建て現物相場の堅調を受けて上場来高値を更新した。銀はニューヨーク高を受けて
買い優勢となった。
 午前11時1分現在の前営業日比は、金標準が90〜108円高、金ミニが89.0
〜94.5円高、ゴールドスポットが126円高、銀が2.0〜6.2円高。
 午前11時1分現在の出来高は、金が6万0766枚、金ミニが8544枚、ゴール
ドスポットが1万2081枚、銀が5枚。
【NY金は米ISM非製造業総合指数の低下が支援】
 金は米ISM非製造業総合指数の低下が支援要因になった。3月の米ISM非製造業
総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。投入価格指数が4年ぶりの低水
準となった。一方、3月の全米雇用報告で民間部門雇用者数の増加数は18万4000
人と市場予想の14万8000人を上回り、昨年7月以来の高水準となった。米アトラ
ンタ地区連銀のボスティック総裁は、米連邦準備理事会(FRB)による利下げは年内
1回のみにすべきとの自身の見解を維持し、FRBは年末まで利下げ開始を先送りすべ
きと述べた。パウエル米FRB議長は、経済の強さと最近のインフレの高さを踏まえる
と、FRBには初の利下げについて検討する時間があると改めて述べた。
 3月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)上昇率(速報値)は前年比2.4%と、
市場の横ばい予想に反して前月の2.6%から鈍化した。コアインフレ率は前月の
3.1%から2.9%に低下。予想の3.0%を下回った。欧州中央銀行(ECB)理
事会メンバーのデコス・スペイン中銀総裁は、ユーロ圏のインフレ鈍化が続いているこ
とを踏まえると、ECBは6月に利下げを開始する可能性があると述べた。
 金先限は上場来高値1万1234円を付けた。ニューヨーク高が支援要因になった。
円相場は1ドル=151円台後半の円安に振れた。銀先限は2011年4月以来の高値
133.0円を付けた。
【ドル建て現物相場】
 金のドル建て現物相場は、堅調。きのうの海外市場では、米ISM非製造業総合指数
の低下を受けて史上最高値を更新した。アジア市場では、朝方の2300.81ドルか
ら、ドル安を受けて史上最高値2302.62ドルを付けた。
 午前11時現在、2300.90ドルで推移。銀は2719セントで推移。前営業日
の大引け時点は金が2283.31ドル、銀が2633セント。

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