−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2024/ 6 2,413.8 +15.8 シカゴ大豆 2024/ 5 1,150.50 +16.25 NY銀 2024/ 5 2,884.4 +46.4 シカゴコーン 2024/ 5 433.50 +6.75 NYプラ 2024/ 7 943.8 -10.7 NY原油 2024/ 5 83.14 +0.41 NYパラ 2024/ 6 1,026.40 -12.10 ドル・円 154.64 -0.01 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は154円台に戻す NY為替市場、ドル円は154.65円付近に戻している。イスラエルがイランに対 して報復攻撃を行ったとのニュースが東京時間に流れ、リスク回避の円買いでドル円は 153円台に下落する場面が見られた。しかし、いまのところエスカレートはしていな いようで、急伸していた原油相場も上げを戻したことから、ドル円も元の位置に戻して いる。 基本的な状況に変化はなく、FRBの利下げ期待の後退からドル買いがドル円の下値 を支える一方、財務省の介入警戒感から155円台には慎重といった様子。今週の日米 韓財務相会合やG7会合を経て、155円に心理的抵抗帯が形成させれている。 ◎NY貴金属=金が続伸、中東情勢一服も押し目は買われる ニューヨーク金は続伸、銀は反発。 金6月限は続伸。時間外取引では、イスラエルのイランに対するミサイル攻撃が伝え られたことを受けて急伸したが、イラン当局者が防空システムが作動したとすると、上 げ一服となった。イランはイスラエルへの反撃計画はないとした。日中取引では、押し 目を買われて堅調となった。 銀5月限は金急伸につれ高となったのち、上げ一服となったが、押し目は買われた。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ7月限は反落。時間外取引は、イスラエルのイラン攻撃を背景とした金急伸 につれ高となったが、金が上げ一服となると上値を抑えられた。欧州時間に入ると、買 い戻されたが、戻りは売られて軟調となった。日中取引では、ドル安一服を受けて軟調 となった。 パラジウム6月限は金急伸につれ高となる場面も見られたが、欧州時間に売り圧力が 強まった。日中取引では、買い戻されて下げ一服となった。 ◎LME=軒並み続伸、引き続き英米のロシア産新規取り扱い禁止措置で アルミ3カ月物は続伸。段階を経ながら上値を追う足取りとなった。引き続き英米両 政府がロシア経済制裁の一環として同国産のアルミ、銅、ニッケルの新規取り扱い禁止 措置が買いを支援。終盤に2684ドルの高値を付けた後に転売が出て、上げ幅を縮小 したが、50ドル超の上げ幅を維持して終了。 銅3カ月物は大幅続伸。英米両政府によるロシア産非鉄貴金属の新規取り扱い禁止措 置が引き続き買い支援要因となった。金、原油と外部市場の堅調な足取りも強気材料視 された。9746ドルで堅調で取引を開始した後は引けにかけて上値を探る足取りを展 開。終盤に22年4月以来の高水準となる9913.50ドルの高値を付けた後に値を 落としたが、3ケタの上げ幅を維持して終えた。ニューヨークダウの上昇、ドル高一服 も追い風となった。 ◎NY原油=期近が小幅高、中東情勢に対する懸念で ニューヨーク原油の期近は小幅高。 イスラエルのイランに対するミサイル攻撃が伝えられたことを受けて急伸したが、イ ラン当局者が防空システムが作動したとすると、上げ一服となった。イランはイスラエ ルへの反撃計画はないとした。ただ中東情勢の先行き懸念が残り、押し目は買われた。 改質ガソリンは続落、ヒーティングオイルは反発。イスラエルのイラン攻撃による原 油の乱高下につられたが、通常取引で押し目を買われた。 ◎シカゴ大豆・コーン=共に反発、米産地の気温低下や大口成約の発表から 大豆は揃って反発。 米農務省(USDA)による大口成約の発表が買い支援要因となったうえ、前日に大 きく値を崩した反動から買い優勢に転じた。金、原油といった外部市場の堅調な足取り も買いを呼ぶ要因になった。 コーンは軒並み反発。 米国コーンの産地では週末まで低温が続くうえ、来週序盤まで降雨が続くなど作付 け、生育に適さない天気が予想されていることが強気材料となった。米農務省(USD A)による大口成約の発表も買いを支援した。 MINKABU PRESS
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