トウモロコシは、400セント水準で下げ一服となり、自律反発局面に移行しまし た。ただし、450セント水準では農家売りが強く、同水準で上げ一服感が強いです。 本格上昇を試すには天候リスクの織り込みが求められますが、現在の気象環境だと若干 多雨のリスクが警戒されるレベルに留まります。作付け障害のリスクが高まるまでは、 横ばいから若干の下振れリスクを想定しておく必要があります。引き続きアルゼンチン の害虫発生、ロシア軍の動向を受けての黒海の供給不安には注意が必要です。小麦相場 で作柄リスクが織り込まれていることもポジティブです。 大豆は、作付けシーズンに突入しましたが、天候リスクが不在で上値の重さが維持さ れます。総じて順調に作付け作業が消化される見通しです。多雨による農作業停滞のリ スクも若干警戒されていますが、メインテーマにはならないでしょう。今後の気象予報 次第ですが、何か大きな天候障害が発生するまでは、年初来安値更新の可能性も含めて 上値の重い展開が続きやすいでしょう。南米産と米国産の輸出が競合していることもネ ガティブです。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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