[今夜の視点]シカゴコーン=ベルトの低温傾向や小麦の騰勢に注目

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴコーンの夜間取引はこう着商状。7月限は452セント台で極めて狭いもみ合
いとなっている。今週の米コーンベルトは降雨に恵まれるが、低温傾向のため、来週発
表の発芽に影響しない否か慎重に見極めたい。冬小麦の大幅な作柄悪化が先行指標とな
る可能性もある。また今夜もその小麦の騰勢が続くのか否かも重要なポイントとなりそ
うだ。

 前日のシカゴコーンはまちまち。小幅に期近高の期先安。前日引け後の冬小麦の作柄
報告で、「良」以上の割合が50%と、前週から5ポイントも低下したことで作柄悪化
懸念が優勢となり、小麦がさらに期近から上昇したことに期近から支援されたものの、
上げ幅は抑制されて、期先は小幅安水準だった。

7月限は453.25セントまで上昇した後、引けは452.50セントと、450
セント台を維持した。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 17:00 景況感指数 2024年4月(ifo)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【経済】 21:30 耐久財受注 2024年3月速報値(商務省)
【工業】 23:30 週間石油統計(EIA)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2024年2月(カナダ統計局)

MINKABU PRESS

*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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