ロンドン序盤はドル買い優勢も、次第に値動き落ち着く=ロンドン為替

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
ロンドン序盤はドル買い優勢も、次第に値動き落ち着く=ロンドン為替

 ロンドン序盤は米債利回り上昇を手掛かりにドル買いが優勢となったが、次第にその動きも落ち着いてきている。ドル円が154.97近辺までの買いで、その後は上値を抑えられており、市場全般に動意を削がれている面も。ユーロドルは1.07台前半から1.0681近辺まで下落したあと、1.0690付近で揉み合っている。ポンドドルは1.2465近辺の高値から1.2423近辺まで下落したあとは、1.2440台へと反発。

 米10年債利回りは4.60%付近から4.63%台へと上昇し、足元でも上昇傾向は続いている。ナーゲル独連銀総裁は、6月の利下げの後、利下げが連続するとは限らない、と述べた。4月独Ifo景況感指数は89.4と前回の87.9から上昇、市場予想も上回った。4月英CBI製造業受注指数はー23と前回のー18から予想外の悪化を示した。しかし、いずれの材料にも特段の反応は示されていない。介入警戒感によるドル円の動意薄が市場全般のムードに影響したか。

USD/JPY 154.61 EUR/USD 1.0691 GBP/USD 1.2443

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