[本日の見通し]ゴム=売り優勢、9月限は300円割れを試す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間安
や株安を受けて、売りが先行した。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢で推移するとみる。期中9月限は、前日
の取引で、先週から続いたおおむね307〜315円前後でのレンジ相場から、下放れ
た。これにより、現状は3月8日からの急伸場面の起点となった300円付近を目指し
た展開になっている。今日、既に303.0円まで軟化する場面があった。

 また、上海ゴムの中心限月9月限は、前日の取引で1万4135元まで一時下落し
た。目先、節目の1万4000元や3月6日の安値1万3800元を目指した展開とな
りそうだ。
 産地サイドもウィンタリング(落葉期=減産期)がほぼ終了したことから、産地価格
の下落が目立っている。ゴム相場は、目先、売りが先行する展開になるとみる。

 午前9時26分時点の円相場は1ドル=155.29円付近で推移している。

 午前9時26分時点のゴムRSS3号活発限月の9月限は同2.3円安の304.5
円。今日の日中、予想される9月限のレンジは300.0〜310.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号9月限の予想レンジは290.0〜320.0円。
テクニカルからの下値支持線は300.0円(節目)、上値抵抗線は310.0円(節
目)。

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