ゴム市況＝続落、産地安などを背景に弱地合いを継続

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                ＲＳＳ３　　　　　   　              ＴＳＲ２０
   2024/05　　   2024/09　  　 2025/04         2024/05         2025/04
　307.0　- 8.0　302.7　- 4.1  300.0  - 0.3    247.0　- 2.0    249.5  - 1.5
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 　　　上海ゴム　　9月限  　13,995　-　220　（午後３時10分時点）
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 ゴムＲＳＳ３号は、続落。寄り付きでは、最近の弱地合いを引き継いだうえ、上海夜
間安や株安を受けて、売りが先行した。中盤以降は、、日中取引の上海ゴムがジリジリ
水準を引き下げたことから、下げ幅を拡大させる限月が目立った。
　ＴＳＲ２０は出来ず。

　大引けのＲＳＳ３号は、前営業日比８．０〜３．０円安。活発限月の９月限は、同
４．１円安の３０２．７円、期先２５年４月限は、同３．０円安の３００．０円、総出
来高は１００５枚。ＴＳＲ２０は同２．０〜１．０円安。

【産地価格の小反落】
　今日のタイオファー価格（ＦＯＢ）は小反落となっている。タイ南部の天然ゴム主要
積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格は前日比同０．４６バーツ安の８８．１０バ
ーツが提示されている。２２日に８９．０８バーツと３月１３日以来となる、節目の９
０バーツ以下が提示されて以降、総じて水準を引き下げている。
　ウィンタリング（落葉期＝減産期）もほぼ終り、今後、集荷が増える可能性があり、
オファー価格も下落傾向となっている。これを受けて、上海ゴム、ＪＰＸゴムＲＳＳ３
号も下落となっている。今回の下落場面では、期近の下落が目立っており、需給緩和の
思惑がみられる。ファンダメンタルズからの売りとなれば、目先、下げ幅を拡大させる
可能性がある。

【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、ＲＳＳ３号は売りが先行し、４．８〜３．１セント安。ＴＳ
Ｒ２０も水準を引き下げ、２．２〜１．９セント安となっている。

　上海ゴムは、続落。中心限月の９月限は、夜間取引から売りがやや優勢となり、前営
業日比１５元安の１万４２００元で取引を終えた。日中取引に入ると、ジリジリと水準
を引き下げ、一時１万３９５５元まで下落した。
MINKABU PRESS

• ３日のＳＰＤＲゴールドの現物保有高は前日比０．８７トン増
  商品

  NEW

  05/04(土) 08:00
• 海外粗糖市況＝ＮＹ粗糖７月限は０．０３セント高の１９．２８セント
  商品

  NEW

  05/04(土) 07:43
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（４月３０日現在）＝シカゴ大豆
  商品

  NEW

  05/04(土) 07:30
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（４月３０日現在）＝シカゴ・コーン
  商品

  NEW

  05/04(土) 07:30
• ＣＦＴＣ建玉明細報告（４月３０日現在）＝ＩＣＥ粗糖１１号
  商品

  NEW

  05/04(土) 07:30