[本日の見通し]ゴム=売り優勢、活発限月の10月限は下値模索

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 JPXゴムRSS3号は、売り優勢の展開となりそうだ。寄り付きでは、上海夜間安
を受けて、売りが優勢となった。
 今日のJPXゴムRSS3号は、売りが優勢で推移するとみる。活発限月の10月限
は、前日の取引で、節目の300円を一時割り込んだ。終値は302.1円となったも
のの、今日は再び300円を下抜いている。現状、特に目立った支持線が見当たらない
ことから、目先、下値を模索る展開となりそうだ。
 また、上海ゴムの中心限月9月限は、前日の取引で1万3955元まで一時下落し、
3月8日以来の1万4000元割れとなった。目先、3月6日の安値1万3800元を
試す可能性がある。
 産地サイドもウィンタリング(落葉期=減産期)がほぼ終了したことから、オファー
価格が下落している。天候不順等がなければ、ゴム価格は下押しされるとみる。

 午前9時39分時点の円相場は1ドル=155.61円付近で推移している。

 午前9時39分時点のゴムRSS3号活発限月の10月限は同2.3円安の299.
8円。今日の日中、予想される9月限のレンジは295.0〜305.0円前後。

 今後一週間先までのRSS3号10月限の予想レンジは290.0〜320.0円。
テクニカルからの下値支持線は295.0円(節目)、上値抵抗線は310.0円(節
目)。

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