●短期見通し金、徐々に下値を固める展開に=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 短期的な過熱感、中東情勢の緊張緩和などを手掛りに調整局面入りしたが、徐々に落
ち着きを取り戻しつつある。短期投機筋の玉整理が促されたが、中国現物需要は引き続
きしっかりしている。投機筋の玉整理の動きが鈍化すると、底固さを再確認することに
なる。26日の3月PCEデフレーターがイベントリスクになるが、利下げ先送りの議
論の影響も限定されている。上昇トレンドにおける調整安に留まる見通しであり、慎重
に値固めから上昇再開を打診しよう。中国実需環境の変化の有無に注目したい。改めて
2400ドル台乗せを打診しよう。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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