NY貴金属引け速報=金・プラチナが小幅続伸、銀・パラジウムは売り優勢

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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    金   24/ 6  2347.2  +  4.7       プラチナ    24/ 7   922.1  +  1.6
         24/ 8  2369.3  +  4.8               24/10   934.8  +  1.6
    銀   24/ 5  2725.2  - 10.1       パラジウム   24/ 6  958.30  - 23.70
        24/ 7  2753.5  -  9.8               24/ 9  967.00  - 24.00
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 ニューヨーク金が小幅続伸、銀は反落。終値の前日比は金は4.7〜13.3ドル
高、中心限月の6月限が4.7ドル高、銀は10.1〜8.8セント安、中心限月の5
月限は10.1セント安。
 金6月限は小幅続伸。時間外取引では、ドル堅調ながらも前日、発表された、今年第
1四半期の米国内総生産(GDP)速報値の鈍化から買い優勢となり、欧州時間に入っ
てからも10ドル超の上げ幅を維持した。日中取引では、3月の米PCEデフレーター
が前年比で事前予想を上回る強気の数字となったことが警戒され、上げ幅を縮小する動
きとなった。売り一巡後はユーロドルが軟化から堅調に転じたこと、米国株の上昇でリ
スクオンの動きとなり、ジリ高となり、小じっかりと引けた。
 銀は反落。時間外取引は金につれ高となり、買い優勢。日中取引は上げ幅を削る動き
となったが、金堅調で下値堅く推移ながら、小幅安で引けた。
 プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが小幅続伸、パラジウムは続落。前日比は、
プラチナが0.6〜1.9ドル高、中心限月の7月限が1.6ドル高、パラジウムが
24.20〜3.70ドル安、中心限月の6月限は23.70ドル安。
 プラチナ7月限は小幅続伸。時間外取引は、アジア時間では買い優勢となり、2ケタ
高で推移。欧州時間ではドル高が警戒され、上げ幅を失い、小安くなった。日中取引は
3月の米PCEデフレーターが前年比で事前予想を上回ったこと警戒されたが、金堅
調、米株の上昇、現物相場の堅調な動きに支援され、戻り歩調となり、小高く引けた。
中国の景気回復期待も支援材料。
 パラジウム6月限は続落。時間外取引は小幅高で推移。日中取引では売り優勢とな
り、軟調な展開を強いられた。見切り売りもあったとみられ、一時958ドルまで下
落。
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