ダウ平均は横ばい インテルやボーイングの下げが重石に=米国株前半

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY株式24日(NY時間12:52)
ダウ平均   23541.06(+25.80 +0.11%)
ナスダック   8542.09(+47.33 +0.56%)
CME日経平均先物 19435(大証終比:+245 +1.27%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は横ばい。取引開始直後は買いが先行し、ダウ平均は続伸して始まった。米国の複数の州から、一部の企業への操業規制解除の計画が発表されており、都市封鎖解除と経済再開への期待感が徐々に高まっている。

 ダウ平均は200ドル超上昇して始まったが、直ぐに戻り売りが強まり、前日付近に伸び悩む動きとなっている。インテルやボーイングの下げがダウ平均を圧迫している模様。

 インテルは1-3月期の決算を発表していたが、在宅勤務やデータセンター需要で足元は好調な業績を示したが、下半期に警戒感を強めており、売りが優勢となっている。ボーイングは787ドリームライナーの生産を従来の半分に削減する計画を明らかにした。

 徐々に経済再開への期待感は出ているものの同時に、景気の先行きへの警戒感も根強いようだ。朝方に3月の米耐久財受注が発表され、前月比14.4%減と予想以上に悪化していたが、反応は皆無。3月分の経済指標の悪化についてはすでに、新鮮味のある材料にはなっていないようだ。むしろ、しばらく先だが、経済活動が再開した後の状況を示す指標を確認したいといった段階に投資家の気持ちが移っている面もあるのかもしれない。

アルファベット(C) 1261.28(-15.03 -1.18%)
フェイスブック 184.63(-0.50 -0.27%)
ネットフリックス 423.03(-3.67 -0.86%)
テスラ 713.90(+8.27 +1.17%)
アマゾン 2400.87(+1.42 +0.06%)
エヌビディア 286.91(+2.90 +1.02%)
ツイッター 28.14(+0.28 +0.99%)

ダウ採用銘柄
J&J 154.35(-1.16 -0.75%)
P&G 119.12(-0.28 -0.23%)
ダウ・インク 32.52(-0.04 -0.12%)
ボーイング 129.94(-7.80 -5.66%) 
キャタピラー  111.56(-1.35 -1.20%) 
レイセオン  62.65(-0.64 -1.01%) 
ビザ 165.45(-0.93 -0.56%) 
ナイキ 88.34(+0.99 +1.13%)
ウォルグリーン 43.29(-0.24 -0.55%) 
3M 145.50(+1.17 +0.81%) 
エクソンモビル  43.52(+0.07 +0.16%) 
シェブロン 86.59(-0.21 -0.24%) 
コカコーラ 45.24(+0.17 +0.38%) 
ディズニー 99.87(-1.13 -1.12%) 
マクドナルド 182.97(+0.93 +0.51%) 
ウォルマート 129.19(+0.66 +0.51%)
ホームデポ 208.63(+6.31 +3.12%)
JPモルガン 89.34(-0.05 -0.06%)
トラベラーズ  98.96(-1.49 -1.48%)
ゴールドマン  175.33(+0.28 +0.16%)
アメックス 81.80(-0.66 -0.80%) 
ユナイテッドヘルス 286.56(+1.23 +0.43%)
IBM 122.03(+0.68 +0.56%)
アップル  280.44(+5.41 +1.97%)
ベライゾン 57.22(-0.37 -0.64%)
マイクロソフト  173.26(+1.84 +1.07%)
インテル 58.15(-0.89 -1.51%)
ファイザー 37.07(+0.38 +1.02%)
メルク 81.97(+1.09 +1.35%)
シスコシステムズ 42.05(+0.43 +1.03%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。