[今夜の視点]金・銀=欧米のPMIや米新規失業保険申請件数を確認

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、米連邦公開市場委員会(F
OMC)議事要旨で、ディスインフレには予想よりも時間がかかるとの見方が示された
ことを受けて売り優勢となった。アジア市場では、朝方の2381.89ドルから、押
し目を買われたが、2383ドル台で戻りを売られ、2367ドル台まで下落した。午
後に入ると、戻りを売られて軟調となり、2355ドル台まで下落した。
 タカ派の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が圧迫要因になった。今夜は5
月の欧米の製造業・サービス業の購買担当者景況指数(PMI)速報値や米新規失業保
険申請件数の発表がある。景気見通しや労働市場に対する見方を確認したい。
<今夜の予定>
・ユーロ圏製造業購買担当者景況指数 2024年5月速報(Markit)
・ユーロ圏サービス業購買担当者景況指数 2024年5月速報(Markit)
・米新規失業保険申請件数(労働省)
・米新築住宅販売 2024年4月(商務省)
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