−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 プラチナ (24/ 7) 1027.9 1042.8 1021.9 1038.6 + 8.2 (24/10) 1038.0 1053.4 1034.7 1050.6 + 7.8 パラジウム (24/ 6) 973.50 980.50 963.50 970.00 - 4.20 (24/ 9) 982.00 988.50 971.00 977.90 - 4.40 推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比) プラチナ 22,187 29,753 93,441 (+ 345) パラジウム 12,495 13,694 25,089 (- 144) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払 っていますが、最新データは相場表でご確認ください。 ======================================= ・NY為替 円 ユーロ ・NYダウ 39,069.59 + 4.33 前日 156.92/94 1.0815/17 ・ナスダック 16,920.80 + 184.77 本日 156.96/98 1.0845/47 ・10年米国債利回り 4.47 - 0.01 ・NY原油 (24/ 7) 77.72 + 0.85 ・SPDR保有金残高 833.36 - 5.18 注:SPDRの保有金残高は前日発表の数値。本日付けはニューヨーク時間の午後6時(日 本時間の翌日の午前8時)に更新予定。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− プラチナ系貴金属(PGM)はプラチナが反発、パラジウムは続落。前日比は、プラ チナが6.3〜9.1ドル高、中心限月の7月限が8.2ドル高、パラジウムが 4.90〜4.20ドル安、中心限月の9月限は4.40ドル安。 プラチナ7月限は反発。時間外取引では、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測 後退を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引では、米ミシガン大消費者信頼感指数確報値でインフレ期待が低下したことや ドル安を受けて堅調となった。 パラジウム9月限は欧州時間からのドル安が下支えになったが、日中取引で戻りを売 られて軟調となった。 プラチナ7月限は時間外取引を1021.9〜1035.7ドルのレンジで推移し、 前日比4.1ドル高の1034.5ドルとなった。7月限は安寄りしたのち、米連邦準 備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて売り優勢となった。欧州時間に入ると、 買い戻されて下げ一服となった。 日中取引では、米ミシガン大消費者信頼感指数確報値でインフレ期待が低下したこと やドル安を受けて堅調となり、1042.8ドルまで下落した。その後は、金の上げ一 服に上値を抑えられたが、下値は限られた。 米ミシガン大消費者信頼感指数確報値でインフレ期待が低下し、ドル安に振れた。た だ米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退に変わりはなく、金に利食い売りが出 たことが上値を抑える要因になった。 パラジウム9月限は、時間外取引を973.50〜988.50ドルのレンジで推移 し、前日比1.20ドル高の983.50ドルとなった。9月限は安寄りしたのち、米 連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測後退を受けて売り優勢となった。欧州時間に入 ると、買い戻されて下げ一服となった。 日中取引は、戻り売り圧力が強まると、時間外取引の安値を割り込み、971.00 ドルまで下落した。売り一巡後はドル安が下支えになったが、米連邦準備理事会(FR B)の利下げ観測後退に変わりはなく、戻りは限られた。 23日のナイメックス指定倉庫在庫は、プラチナが前日比変わらずの19万7421 オンス、パラジウムは同変わらずの5万1464オンス。 今日の材料 ・第1四半期の独国内総生産(GDP)改定値は前期比0.2%増だった。速報値から 修正はなかった。 ・4月の英小売売上高は前月比2.3%減と、予想を大幅に下回った。雨天で客足が減 少した。市場予想は0.4%減だった。 ・欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのナーゲル・ドイツ連邦銀行(中銀)総 裁は、想定されている6月の初回利下げ後に追加利下げをする場合、恐らく9月まで待 つ必要があるとの見方を示した。 ・国際司法裁判所(ICJ)は、パレスチナ自治区ガザに対する攻撃を続けるイスラエ ルに対し、ガザ地区南部ラファでの軍事攻撃を即時停止するよう命じた。 ・主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議がイタリアのストレーザで開幕した。 25日まで2日間の討議で、ウクライナ支援や中国の過剰生産問題への対応で結束を目 指す。 ・米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は、経済への影響において中立とされる 「自然利子率(Rスター)」が過去数年間にわたる低下を経て今後上昇する可能性はあ るが、実際にどうなるかに言及するのは時期尚早と述べた。 ・4月の米耐久財受注は前月比0.7%増だった。市場予想の0.8%減に反して増加 し、第2四半期序盤に企業の設備投資が回復したことを示唆した。3月は0.8%増だ った。 ・5月の米ミシガン大消費者信頼感指数確報値は69.1と速報値の67.4から上方 改定されたものの、5カ月ぶりの低水準となった。4月は77.2だった。一方、1年 先の期待インフレ率は3.3%と速報値の3.5%から低下。5年先の期待インフレ率 も3.1%から3.0%に低下した。 MINKABU PRESS
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