[今夜の視点]シカゴ大豆=平年を上回る生育進度でアジア時間は軟調

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引は下落。7月限は1220セント台前半まで下落して、すでに
前日の安値を割り込んでいる。引け後に発表された作付けは68%(前週52%、前年
78%、平年63%)、発芽は39%(前週26%、前年50%、平年36%)と、と
もに平年を上回るペースで進展していることが確認され、アジアの時間帯の圧迫要因と
なっている。
 前日の安値をすでに下回っていることで、どこまで下値があるのかが今夜は焦点とな
りそうだ。
 前日のシカゴは期近から急反落。週間輸出検証高が21万トン台と相変わらず低調だ
ったことが嫌気されて期近から大きく崩れた。大豆粕が期近から急落したことも嫌気さ
れた。
 7月限は1226.25セントまで急落した後、引けは1229.50セントと、
1230セント台を回復することはできなかった。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 21:00 消費者物価指数 2024年5月速報(連邦統計庁)
◆ フランス ◆
【経済】 15:45 消費者信頼感指数 2024年5月(INSEE)
◆ アメリカ ◆
【経済】 20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】 5/30 05:30 週間石油統計(API)

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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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