ゴム午前=急反落、上海ゴムの大幅安を嫌気

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、急反落。寄り付きは、上海夜間の下落を嫌気して、軟調に推移し
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが軟調地合いで推移していることから、下げ幅
を拡大する限月が目立っている。TSR20は出来ず。

 午前11時44分現在のRSS3号は前営業日比13.0〜3.5円安。活発限月の
11月限は同6.3円安の339.9円、期先25年5月限は同4.8円安の338.
2円、推定出来高は1080枚(前日夜間取引含む)。

【中国製造業PMIが再び50割れ】
 日本時間の午前10時30分に中国国家統計局が発表した5月の製造業購買担当者景
気指数(PMI)は49.5となり、景況感の分かれとされる50を3カ月ぶりに下回
った。
 注目された新規受注は、49.6となり前月から1.5ポイント低下した。また、海
外からの新規受注も48.3となった。この2カ月、中国の景気回復期待が高まってい
たが、冷や水を浴びせられた格好となった。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は急落となっており、前営業
日比6.5〜4.2セント安で推移している。

 上海ゴムは大幅安。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営
業日比270元安の1万5365元で推移している。

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