ゴム午前=総じて続落、ただし上海ゴムの下げ渋りを受け下げ幅縮小

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号は、総じて続落。寄り付きは、上海夜間の大幅安を嫌気して、大きく
水準を引き下げる限月が目立った。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムが下げ渋りをみ
せていることや株高を受けて、下げ幅を縮小し、一部限月はプラスサイドに振れてい
る。TSR20は出来ず。

 午前11時40分現在のRSS3号は前営業日比9.4円安〜1.2円高。活発限月
の11月限は同2.5円安の338.5円、期先25年5月限は出来ず、推定出来高は
797枚(前日夜間取引含む)。

【11月限は330円を目指すか】
 午前のJPXゴムRSS3号は、総じて軟調に推移している。上海夜間が大幅安とな
ったことを受けて、売りが先行した。活発限月の11月限は、5月30日に353.4
円まで上昇後、売りが先行している。今日の取引では一時335.4円まで軟化した。
 上海ゴムの中心限月の9月限は、3月19日の高値1万5820元と5月30日の高
値1万5830元でダブルトップを形成しつつある。上海ゴムの下げが加速するような
ら、JPXゴムRSS3号の活発限月11月限は、節目の330円を目指す展開となり
そうだ。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポール市場は、RSS3号が出来ず。TSR20は下落となっており、前営業
日比4.2〜3.0セント安で推移している。

 上海ゴムは大幅安。午前11時00分現在、指標限月の2024年9月限は、前営
業日比245元安の1万5210元で推移している。

MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。