前週は良好な作付け環境を背景に下値を切り下げ、週前半は上値の重さが目立った。 順調に作付け作業を終了しつつあり、作柄環境も良好なことが嫌気されている。小麦相 場も、米国産冬小麦の収穫作業開始で上値の重さが目立った。6月6日にブラジルの税 制変更が伝わると、同国からの供給に混乱が生じるリスクを背景に、一気に安値修正が 進んだが、週末にかけて一段高を試すことは見送られた。 今週は戻り売り優勢の展開になろう。前週後半はブラジルの税制変更を手掛りに急反 発したが、先高感は乏しい。米国では作付け、発芽シーズンが最終段階に突入してお り、天候リスク不在の状況では先高感は乏しい。小麦相場が突然に急伸を再開するよう な動きが見られないのであれば、素直に天候相場型の戻り売り優勢の地合が続こう。価 格低下を受けて、農家の売り渋りなどが開始されるラインを打診する見通し。 予想レンジは、トウモロコシが430〜460セント、大豆が1150〜1210セ ント。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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