前週は72.48ドルまで急落した後、75ドル台まで切り返す展開になった。6月2 日に石油輸出国機構(OPEC)プラス会合が開催されたが、2025年に向けての減 産縮小スケジュールを示したことが警戒され、急落した。7〜9月期は現行の減産体制 が維持されるが、その先の減産縮小計画に対する警戒感が広がった。ただし、70ドル 台前半は下げ過ぎとの評価が強く、週後半は切り返す展開になった。 今週は70ドル台中盤から後半で揉み合う展開になろう。OPECプラスの需給管理 に対する不信感が浮上している以上、本格的な上昇再開は難しい。ドライブシーズン入 り後の需給の引き締まり期待が下値を支えるが、OPECプラスの減産解除方針に対す る警戒感も強い。70〜75ドルのレンジでは引き続き押し目買いの妙味が認められる が、75〜80ドルのレンジは中立評価になる。80ドルを試すのであれば、在庫取り崩し が本格化することが求められよう。 予想レンジは73.00〜79.00ドル。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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