LME市況=反発、米CPI鈍化によるドル安・欧米の株高が追い風

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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           現物         3カ月物
    アルミ        2,518.23  +  44.72     2,575.50  +  42.00
    アルミ合金      2,200.00      0.00     2,200.00      0.00
     銅         9,820.99  + 190.59     9,944.50  + 185.50
    ニッケル      17,808.68  + 244.81    18,061.00  + 243.00
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 アルミ3カ月物は反発。2541.50ドルで小反発して取引を開始。2520ドル
に弱含み5月14日以来の安値をつける場面があったが、銅がマイナスサイドに軟化す
ることなく堅調に推移したことから反発に転じた。5月の米消費者物価指数(CPI)
が事前予想を下回ったことに支援され、2581.50ドルまで上昇した。前日の高値
2589ドルが抵抗線となり、上げつかえたが、この日の高値圏で堅調に引けた。
 銅3カ月物は反発。9817.50ドルで高寄りし、9780.50ドルで買い支え
られ、小幅高を維持して推移。中国株が堅調に引けたのに続き、欧州株が反発したこと
が追い風となった。その後、5月の米CPI鈍化によりインフレ抑制が示され、米10
年債利回り低下、ドル安に支援され、上げ幅を拡大した。米国株が序盤、買い優勢とな
り、リスクオン(リスク容認)の動きとなり、1万0014ドルの高値をつけた。1万
ドル台では戻り売りが待ち受け高値を離れたが、前日の下げ幅を上回る上げ幅を維持し
て引けた。

 ニッケル3カ月物は反発。1万8070ドルで大幅反発で寄り付いた。しかし前日ま
で日足が9日連続で陰線引けとなるなどテクニカル指標が弱気なとから、戻り売りで前
日の安値1万7760ドルをわずかに下回る1万7750ドルまで軟化。その後、中国
株の堅調な値動きで同国の景気の先行き不安の緩和や、銅の反発に支援され、地合いを
引き締めた。1万8175ドルで上げつかえ、前日の高値1万8245ドル超えには至
らなかったが、250ドル近い上げ幅を維持して引けた。
今日の材料
・12日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。
・中国上海総合指数は反発、9.42ポイント高の3037.47ポイント。
・欧州株は上昇。5月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を
 下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ先送りへの警戒感が後退したこと
 から買い注文が優勢となった。
・5月の米消費者物価指数(CPI)
 結果 0.0%
 予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
 結果 3.3%
 予想 3.4% 前回 3.4%(前年比)
 結果 0.2%
 予想 0.3% 前回 0.3%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
 結果 3.4%
 予想 3.5% 前回 3.6%(食品・エネルギー除くコア・前年比)
・ドルは下落。ドル円は一時1ドル=155円台半ばまで急落。しかしニューヨーク時間
 の午後3時頃から戻り歩調となり、156円台後半で終了。ユーロドルは今月7日以来
 の高値となる1ユーロ=1.0852ドルまで急上昇。高値を離れたが、1,0800ドル台を
 維持し、堅調。
・米国株はまちまち。ニューヨークダウは前半、買い優勢も買いが続かず、35.21ドル
 安。ナスダック指数は264.89ポイント高となり、前日比で1.53%の上昇。
・ニューヨーク貴金属はドル安で軒並み上昇。ニューヨーク原油は年内の米利下げ期待
 から買い優勢も米国内の原油在庫の増加が重し。
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